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感染症対策レポート2.各商業施設での取り組み

今回取り上げるものは大型商業施設での感染症対策です。

小規模な小売店では主に


「入口での手指消毒」

「非接触式での会計」

「ビニールシートでの飛沫対策」


このような対策がとられていますが、

大型商業施設などでは他にも様々な対策が行われています。


【1.入口での対策】


まず入口では手指消毒の他に検温や、除菌マットなどの設置を行っている施設があります。


<イオンモール>


各入口に自動で検温する機械が設置されていました。

多くの来場者が見込まれるメインゲートでは複数台設置し、

検温待ちで混雑しないように考えられています。







<ユニクロ>

ユニクロでは各入口に従業員が立ち、直接検温を行い、測った体温をお客様に見せるという対応を行っていました。


ほとんどの店舗でこの検温は行われているようですが、新宿西口店は検温が済んだお客様に対して検温証明書を渡し、再訪の場合の手間を省いている対策がとられていました。


また、見た限りですがどの店舗でもベルトパーテーションを設置し、

入口以外からの入店ができないようにされています。


(検温証明書)



<ヨドバシカメラ>

ヨドバシカメラでは検温はないものの、

手指消毒やマスク着用の看板に加えて

除菌マットが各出入口と、施設内入口付近に設置されていました。


除菌マットを設置している施設は少ないのですが、

ガイドラインでは除菌マットの設置も推奨されています。






【2.施設内での取り組み】


写真でご紹介するのはあくまで一例で、

ほとんどの大型商業施設では同様の対策が行われています。


▷エレベーター(ららぽーと)








エレベーター内でソーシャルディスタンスを確保するために、人数制限とエレベーター内の足元にサインが設置されていました。


健常者に対してはエスカレーターや階段を推奨するサインが掲示されている施設もあります。


▷ベンチ(有明ガーデン)

多くの人が座ることができるベンチには

間隔が空くように、一席ごとにサインを設置し、

サインの箇所には座らないよう案内がされています。



【3.その他の取り組み】


▷レジの混雑対策(イオンスタイル)

イオンのスーパーでは、商品を選びながらその場でレジができるという「レジゴー」というシステムを新たに導入しています。

専用の端末を貸し出してお客様自身で操作してもらうものですが、使用後は都度消毒も行っており、他では見られない新しい感染症対策だと感じました。





▷カゴの消毒サイン(イオンスタイル)

こちらもイオンのスーパーですが、使用後のカゴは一旦全て消毒を行い、「消毒済」と書かれたサインが書かれたラックに戻しています。

これにより、お客様に接触感染の心配を緩和させる効果が期待できます。






【4.感想】


このコロナ禍で閉店となってしまった店舗がかなり見られるのが寂しいことではありますが、これらのコロナ対策を受け入れた新しい生活様式が徐々に馴染んできて、人々が動き始めていることも事実です。


今は商業施設のイベントスペースは貸出を行っていないところがほとんどではありますが、

こちらも近いうちに解禁されることに期待しましょう!


その際には、まずは感染症対策を徹底した上で実績を積んでいく必要があるので

どのようなイベントがどのような形式でできるのかをじっくり考える必要がありそうです。


 

我々は日々様々なコロナ対策をリサーチしており、

コロナ禍でのイベント実績もございます。

「感染症対策に不安がある」、「どのように準備をしたら良いかわからない」

などございましたら些細な事でも構いませんので、気軽にご相談ください。

<株式会社ライズ コロナ対策係>

mail: faq@rise-event.com

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