新型コロナウイルス感染リスクが高まる「5つの場面」



10月以降微増傾向の新規感染者数

11月4日に「新型コロナウイルス感染症対策本部(第44回)(令和2年10月30日開催)」の配布資料が更新されました。

新規感染者数は8月の第1週をピークとして減少が続いたあと、ほぼ横ばいでしたが、10月以降微増傾向がつづいているようです。

「寒くなると流行る」といううわさも聞かれましたが、この微増傾向の要因としては、首都圏でなかなか感染減少傾向にならないことや、クラスター発生等で増加してしまった地域があることが挙げられています。感染症対策本部では人の移動が活発化していることにも留意が必要としています。

また、適切な対応を取らなければ増加要因と減少要因のバランスが崩れてもおかしくない状況にあり、今後の動向に注視が必要と、まだまだ気を緩めてはいけない状況にあるようです。


イベント業界では、9月には”徹底した感染防止対策の下で”開催制限の緩和もあり、大規模展示会のオンライン開催もありましたが、徐々にリアルでの開催も戻りつつあります。商業施設や駅施設等でのイベントプロモーションも見かけるようになったと感じます。

スポーツ業界では、横浜スタジアムにてプロ野球観戦の満席実験が大々的に行われました。こちらの実証実験についても、今後コラムにまとめたいと思います。



わかってきた感染リスクが高まる「5つの場面」

今回の新型コロナウイルス感染症対策本部の配布資料にて、クラスター分析から”感染リスクが高まる「5つの場面」”がわかってきたとありましたので、こちらの「5つの場面」について紹介します。


<場面1> 飲酒を伴う懇親会等

● 飲酒の影響で気分が高揚すると同時に注意力が低下する。 また、聴覚が鈍麻し、大きな声になりやすい。

● 特に敷居などで区切られている狭い空間に、 長時間、大人数が滞在すると、感染リスクが 高まる。

● また、回し飲みや箸などの共用が 感染のリスクを高める。


<場面2> 大人数や長時間におよぶ飲食

● 長時間におよぶ飲食、接待を伴う飲食、深夜のはしご酒では、短時間の食事に比べて、 感染リスクが高まる。

● 大人数、例えば5人以上の飲食では、大声になり飛沫が飛びやすくなるため、 感染リスクが高まる。


<場面3> マスクなしでの会話

● マスクなしに近距離で会話をすることで、飛沫感染 やマイクロ飛沫感染での感染リスクが高まる。

● マスクなしでの感染例としては、昼カラオケなど での事例が確認されている。

● 車やバスで移動する際の車中でも注意が必要。


<場面4> 狭い空間での共同生活

● 狭い空間での共同生活は、長時間にわたり閉鎖空間が 共有されるため、感染リスクが高まる。

● 寮の部屋やトイレなどの共用部分での感染が疑われる 事例が報告されている。


<場面5> 居場所の切り替わり

● 仕事での休憩時間に入った時など、居場所が切り 替わると、気の緩みや環境の変化により、感染 リスクが高まることがある。

● 休憩室、喫煙所、更衣室での感染が疑われる事例が 確認されている。


なお、この内容は対策本部から『新型コロナウイルス感染症の“いま”についての10の知識』という形で国民・社会に積極的に周知を図るとしています。

第44回の新型コロナウイルス感染症対策本部の配布資料にも『新型コロナウイルス感染症の“いま”についての10の知識』が資料として添付されていますので、気になる方はチェックしてみてください。

新型コロナウイルス感染症対策本部(第44回)(令和2年10月30日開催)配付資料


イベント業務における「5つの場面」は?

イベントに際して考えると、<場面3>マスクなしでの会話についてはやはり留意が必要そうです。フェイスシールドだけでは飛沫感染の防止には不足しているという知見もあります。参加者への接客はもちろん、MCやステージ出演者、ブリーフィングやオリエンなど打ち合わせやリハ・袖での会話も気を緩めずに注意していく必要があります。


また、関係がありそうなのは、<場面5>居場所の切り替わり。本番時、スタッフが順番にとる休憩はまさに居場所が切り替わりますし、イベントという特性上、緊張した現場の空気と気を抜く控室での休憩の空気と緩急の差が大きいので、気が緩みやすいかもしれません。

現場の空気感で気持ちが高揚していることも多いと思うので、より、休憩時の気の緩みには注意したいところです。


<場面4>狭い空間での共同生活は、共同生活というほど長時間にわたり同じ空間をともにすることはイベント業務で発生することはあまりないかもしれません。ただ、バックヤードや控室など狭い場所にスタッフ数人がとどまることは考えられます。長時間滞在にはならないので、そこまで過敏に気にする必要はありませんが、日常生活と同様に飛沫をとばさないようにお互いに注意はしておきましょう。


<場面1>飲酒を伴う懇親会等<場面2>大人数や長時間に及ぶ飲食については、”イベント業務”としてはあまり関わらないかな?と思います。業務としてではなく、本番後の打ち上げとして、またこれからの時節、忘年会や新年会などで関係してくるかもしれません。イベント開催にあたり感染防止対策を講じているのに、打ち上げでクラスターを発生させるわけにはいきません。気を引き締めて、打ち上げしたいところです!



日常生活も、イベント開催も、気を引き締めて、盛り上げたい!!

まだまだ終息には及ばない新型コロナウイルス感染症です。少しずつ、「慣れ」や「解放されたい気持ち」も出てきて、社会が活動的になりつつありますが、正しい感染症防止対策をしっかりと意識し、日常生活もイベント開催も”withコロナ”で邁進していきたいと思います。



我々は日々様々なコロナ対策をリサーチしており、

コロナ禍でのイベント実績もございます。


「感染症対策に不安がある」、「どのように準備をしたら良いかわからない」


などございましたら些細な事でも構いませんので、気軽にご相談ください。


<株式会社ライズ コロナ対策係>

mail: faq@rise-event.com